待つ

待つって辛い

最近意識していることのひとつは 「待つこと」。 

これは、自分に対しても 他者に対しても。 


他者に対しては
その人が気づく機会を 奪わないためにも。 

例えば、キャリアカウンセリングでは
「沈黙を大切にする」という考え方があります。

クライアントが沈黙している時は内省の時。
この内省を邪魔してはいけないから、

沈黙が解かれるのを待つことはとても大切です。


待つことは身近な存在ほど難しいし
我慢できずに、成功率はやや低い。 

しかも、待てたとしても辛い。 

さらに自分に対してだと… 

知らない間に 「やってしまっている」
気づいた時にはすでに遅し… 


待つために必要なこと

待つ、っていつでも
これで良いのか?を 確認して
早くアクションを起こして
スッキリしたい気持ちとの格闘。 

結果を急ぎすぎる。
スピードが必要なこともあるが、
長い期間で培いたいことほど、 

(例えば、人を育てることや
 長く携わり続けたいこと)
 待つことがとても重要。 


それでも、待たずにやってしまう。
気づいたらまた意識する。
トライ&エラーの繰り返し。 


そして、背筋を伸ばして、
帯を締め直して
呼吸を整えるような日々。 

待つことは心の余白を持つことかなと思います。


気が付いたら、少しずつ成長している
・・・ 螺旋階段を上るような状態だといいなと思います。 


ecorazón (エコラソン) ゆもとりえ
riezoo.y.m@gmail.com

ecorazón

共に「聴く」「伝える」「創る」の循環でその人・組織の可能性を再発見。 次世代に繋ぐ「明日も働くのが楽しみな文化」を創ります。