図解を活用したキャリア内省と対話

先日、日本図解協会にて図解を活用したキャリア内省と対話のためのワークシートを作成する機会をいただきました。


詳しくは日本図解協会のサイトにてご覧ください。

【キャリア内省×図解 プロジェクト】
  就職・転職支援の株式会社イレブン様との事例

また、このプロジェクトをご監修いただいている、
京都光華女子大学 短期大学部 ライフデザイン学科
准教授 小山理子先生のキャリア授業で学生さんたちに
「キャリア内省×図解」シートを使わせていただきました。


【キャリア内省×図解 プロジェクト】
  大学キャリア授業での実践事例

ここでは、実際に学生さんがワークシートに向き合い、対話する場面に立ち会い
キャリアの内省に図解を使ったシートは有効であることを確認しました。


自己を知ることは何かを選択する上ではとても重要で、

キャリア形成する際に働き方や何を活かしていくのかを選択するのか、
という点でも大切です。

人はそれぞれに可能性を持っているけれど、それを言語化することや

自分の本音を自分で自覚するのは難しいこともあります。

自己理解を深める手がかりとして参考になるのは有名なジョハリの窓。

「開かれた窓(自分が知っている、相手も知っている自分)」の範囲が広いと
本音で過ごしやすい(自己一致している)状態だと思います。

これを理想の状態だとすると。
近づくためには、まず自己開示で「秘密の窓(自分は知っている、相手は知らない自分)」を
開いて、自分のことを知ってもらうこと。

そして、相手との対話やそこから得られるフィードバックで
「盲点の窓(自分は知らない、相手が知っている自分)」を開放すること。
すると、「開かれた窓」が広がっていきます。

「開かれた窓」が広がると、「未知の窓(自分が知らない、相手も知らない自分)」も
開かれ、「未知」はその人の「可能性」になっていきます。

このプロセスを図解シートを記入することで「自己開示」し、振り返り
書いた図解を見ながら対話し、フィードバックを受けることで
「自分は知らなかった自分」「自分で気づかなかった”可能性”」
と出会える可能性を感じています。

今後さらに進化させながら「キャリア内省×図解」を深めていきたいと思います。

ecorazón 湯本理絵
riezoo.y.m@gmail.com

ecorazón

共に「聴く」「伝える」「創る」の循環でその人・組織の可能性を再発見。 次世代に繋ぐ「明日も働くのが楽しみな文化」を創ります。