知らないうちに遠ざかる

10代~20代はミュージシャンしかならないと
思って生きていました。
でも今のところ、
わたしはミュージシャンではありません。

先日書いた対話の中でもうひとつ気付いたことがありました。 
▶ 相反するけれども共存する


それは、
「楽しい」
「それをやっていて幸せ」で
やっていたことが、いつの間にか
 「そのためには、こうでなければ」
「こうしなくては」 に
変わっていることに
当時気付いていなかったことでした。 


「楽しい」「それをやっていて幸せ」
の状態だと
自分自身の発想も広がりやすく、
周りの人にも楽しさが伝わるけれども、

「そのためには、こうでなければ」
「こうしなくては」の状態は
自分自身も思い描く基準に達していないことが
辛く、苦しいし
辛く苦しい空気が周りを遠ざけるからです。 


本人が気づかないうちに、
じわじわと変換されていると
いつの間に変わったのかわからずに
辛くなっていきます。 


これはなぜかというと、
「こうでなければ」「こうしなくては」
の状態は
一定のルールや法則に
照らし合わせることができるので、
方向が示しやすく自分で自分を評価するためには
楽だから。 

楽、だけど辛いんです。 

その基準を満たしていないから気になるし、
実は基準を満たせたとしても
「自分の評価」=「他者の評価」
とは限らないし 収入のような、
次に繋がるものが無くて
続けるのが辛い状況になる。 

そして 自分の大目的に届いているとは限らない。
 (届いていないケースが多いかも) 


ルールや法則に当てはめること自体は、
少しでも早く進むための効率化なので、
これ自体が悪いことではないのです。

ただ、偏るとうまくいかないことが多いので 
加減が必要であるだけ。 

いい塩梅を保つためには、
常に確認(振り返り)が必要、
ということかなと 思います。

ecorazón (エコラソン) ゆもとりえ
 riezoo.y.m@gmail.com


▲創作意欲旺盛な子どもが
 アイロンビーズで作ってくれました。  
 わたしだそうです。

ecorazón

共に「聴く」「伝える」「創る」の循環でその人・組織の可能性を再発見。 次世代に繋ぐ「明日も働くのが楽しみな文化」を創ります。